今どきのハーレー乗りと親指のサイン

親指

100年以上の歴史を持つハーレーは、その時代ごとに後世に残るモデルを残していて、今も熱狂的なファンが世界中にいます。その歴史は、バイク自体の魅力や素晴らしさだけではなく、熱狂的なファンとコミュニティによって作り上げられてきたといっても過言ではないでしょう。特にファンの間で作られたコミュニティによって、ある種の文化のようなものが育まれている側面があります。

例えば春頃の時期になると、チャプターと呼ばれるハーレーに乗る集団が走る姿を見ることができますが、この存在は公式に認められていて会報誌にも取り上げられています。また、クリスマスの時期にはサンタ姿のハーレー乗りが、プレゼントを配るイベントが開催されることもあるようです。ファンの間で作られていった文化は、今どきの世代にも引き継がれていて、例えば親指を上げるしぐさなどが代表的なものとして挙げられます。

これは、対向車線などでハーレー乗りがいた場合、そのライダーに対して行うしぐさで自然にできた文化として捉えられています。絶対にしなければいけないしぐさというわけではありませんが、熱狂的なファンがいたからこそできたしぐさだと考えられます。中には会社のロゴをタトゥーにしている人もいるようです。