今どきのハーレーの燃費

燃費

ハーレーというとバイクの中では非常に燃費の悪いイメージが先行していますが、では実際にそれがどのくらいのものであるかというのはご存知でしょうか?確かにヴィンテージのモデルではその燃費がすこぶる悪いものもありますが、今どきのモデルでいうとそれほど悪いものではありません。一例を挙げてみると、スポーツスターの2009年のモデルがカタログ掲載で19km/Lで、2016年モデルになると21km/Lと年々その効率は上昇しています。

これはXL883の値であり、ハーレーの中では小型の部類にあたりますが、ドゥカティの900ccクラスでもこれとほぼ同様であり、特別悪いと印象は受けないでしょう。

しかし、実際に市街地での走行ということになるとその値は15kmほどということになり、やや排気量が大きめの乗用車クラスとほぼ同等であるということからバイクの中では決して良いという部類でないということも言えます。これを一つの目安として考えると、普段使いとしては少々ガソリン代がかさむといった印象は否めませんが、休日のツーリングを楽しむ車体としてはそこそこ快適な数字であると言えます。つまり、ハーレーに乗るということは実益よりも趣味やステータスといった部分が大きくなてくると言えるでしょう。